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May 31, 2006

Accomplice Software製品名: Accomplice

製品名: Accomplice
URL: http://www.accomplice.com/
Market Segment: Consumer Software

従来だとプロジェクト作業に関連する Word 等の詳細ファイルは To Do とは関係ない所に保管してあり、自分でデスクトップ内を探す必要があったりする。また作業詳細をメールで受け取っている場合、メールを掘り返す事もよくある。その辺りの情報をまとめておけるツールが Accomplice だ。

スケジュールや To Do リストを一括管理できるソフトウェアツールで、自分の To Do や グループ別での To Do を管理できる。また、Outlook の To Do リストを使用している場合、Accomplice を通して包括的に使用する事ができ、データを移行する必要が無い。グループの To Do 管理はインターネット経由 (Peer-to-Peer)で情報共有する事ができる。

PC につないでの情報管理や、Blackberry, Treo, Windows Mobile にも対応している。去年の DEMOfall で紹介していた U3 の USB キーを使用すれば、USB キーを持ち歩くだけでいつでもスケジュール管理ができる。またオフライン状態でも使用可能。

既存の Outlook カレンダー、Outlook メールは Accomplice の管理画面で閲覧する事ができるが、メールで依頼が来た情報を To Do 関連メールを紐付けるのに drag & drop で行なう為で、メール機能を使用したい場合は別途 Outlook を立ち上げて使用する事になる。

2006/2/18 現在、β版を提供中。

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Accomplice 管理画面

May 23, 2006

StrikeForce Technologies, Inc.

製品名: WebSecure
URL: http://www.sftnj.com/
Market Segment: Enterprise IT Infrastructure

キーロガーを読み取り不可能にする技術を発表していた。

個人情報の盗難は色々な手法を駆使して行われる。その中の一つがキーロガーだ。キーロガーの情報を手に入れる事により、使用されているユーザー名やパスワードを割り出す事が容易になっている。

WebSecure はキーロガー情報を暗号化するので、ユーザが入力した情報を盗む事ができないようになっている。オンラインバンキングのログイン情報、Social Security Number 等、知らない間にキーロガーを読まれて重要な情報を盗まれるのを未然に防ぐ事ができる。

2006 年の 2Q に発売開始予定。

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↑画面右上に表示されているアプリケーションはキーロガー読み取りツール。左: StrikeForce 技術が入っていない場合。ユーザネーム、パスワードの記入情報をキーロガー読み取りソフトで簡単に見る事ができる。右: StrikeForce 技術を取り入れている場合。キーロガー情報は暗号化され、キーロガー読み取りソフトで認識できない。

RawSugar

製品名: RawSugar
URL: http://www.rawsugar.com/
Market Segment: Consumer Service

タグ分類による検索機能と類似カテゴリー検索を簡潔にする "Guided Search" 機能を合わせた検索サービスを紹介していた。

RawSugar は入力キーワードに関連するタグを基にサイト内で最適な検索結果を割り出す機能を取り入れている。 各ウェブサイトがどのカテゴリに属するかのタグ付けはユーザが指定するので、的外れな検索結果は出てこないしくみだ。検索結果に近い情報をカテゴリーで分類しツールバーに表示する Guided Search 機能も提供しているので、類似内容の検索も簡単にできるようになっている。

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↑RawSugar 検索結果画面。あるキーワードで検索すると (青枠)、 右に検索結果、左に類似カテゴリーのリストを表示する (赤枠)。検索結果にはどのユーザがタグ付けをしたか、その他に紐づいているタグの情報が表示されている (緑枠)。

May 18, 2006

TagWorld

製品名: TagWorld Social Commerce
URL: http://tagworld.com/
Market Segment: Consumer Service

オンラインストアを簡単に作成できる、ソーシャルネットワーキングサイトの TagWorld Social Commece を発表していた。

個人のオンラインショップを簡単に作成でき、友人や TagWorld メンバーに販売する事ができる。製品説明には画像、映像、コメントを残す事ができ、フォーム一つ埋めるだけで簡単にセットアップできる。支払いは PayPal を使用する事ができるので、一般的に使用されるクレジットカードを受け入れる事ができる。

また、eBay の様なビッド機能もあり、自分が現在ビッドしている製品や、自分で販売している製品のビット状況等を見る事が可能。

2006 年 2 月時点で 70 万人、2006 年 5 月の時点で 169 万人参加しており、急成長しているのが分かる。

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↑TagWorld Social Commerce ページ例。左:自分の友人リスト。右:ショップリスト。

Tiny Pictures, Inc.

製品名: Tiny Pictures
URL: http://www.tinypictures.us/
Market Segment: Consumer Service

携帯電話で撮影した写真を友人や家族と簡単に共有できるサービスを提供。

カメラ付き携帯電話から撮影した写真を家族や友人と共有したいと思った時、まずは撮影した画像を自分の PC にダウンロードし、その後 flickr や ofoto 等の写真共有ページにアップロードしたり個別でメールに添付して送ったりするのが普通だと思う。これらの手法は数が増えてくると手間がかかったり、外出先であれば思い立ってもすぐに作業する事ができなかったりする。

Tiny Pictures を使用すると、携帯電話で撮影した写真をボタン一つで自分の写真スペースに画像をアップロードでき、事前に登録されている家族や友人などのメンバーがすぐに閲覧する事ができる。また、メンバーがアップロードした写真を携帯電話から見る事ができる。写真をリアルタイムで簡単に共有できる所が利点だ。携帯電話からだけでなく、PC からも自分やメンバの画像リストを見る事ができる。

Tiny Pictures は Java 対応の携帯電話であれば使用する事ができる。

tinypictures.jpg tinypictures2.jpg

↑ 左: Tiny Picture の画面。右: 携帯で取り込んだ写真や、家族や友人が取り込んだ写真はPCのブラウザからも閲覧可能。

Vizrea

製品名: Vizrea Snap
URL: http://www.vizrea.com/
Market Segment: Consumer Service

携帯電話で撮影した写真を簡単に PC やウェブへアップロードしたり、家族や友人と共有する事ができるサービスを提供している。

携帯電話から文章付きでブログをアップデートしたり、GPS 搭載の携帯電話であれば、撮影場所の情報も保管して写真管理する事ができる。自分が撮影した写真は特定人物だけに見せる事が可能で、写真は携帯電話、PC やウェブから閲覧する事ができる。

vizrea.jpg vizrea2.jpg

↑ 左: 携帯電話で撮影した写真はすぐに PC で見る事ができる。撮影した場所等でカテゴライズする事ができる。 右: 携帯電話を使用してブログのアップデートができる。画像は撮影したものを表示させ、文字は携帯電話でうちこんだものを使用する。

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↑携帯電話の Vizrea 画面。自分が撮影した写真や、友人がアップロードした写真を閲覧する事が可能。

Yahoo! Photos

製品名: Yahoo! Photos
URL: http://photos.yahoo.com/
Market Segment: Consumer Service

写真サービスの Yahoo! Photos を紹介していた。従来からあるサービスだが、今回はアップデートについて紹介があった。

今回発表があった新機能の一つは、ブラウザ上であたかもデスクトップを管理しているような感覚で管理する事ができる点だ。例えば写真アルバムを作成する時にブラウザ内で選択した写真をドラッグ&ドロップで選択する事が可能で、これまでに無かった使いやすさを提供する。

写真にタグを付ける事により写真の仕分けをし、検索を簡単にする機能は Yahoo! が 2005 年に買収した人気写真シェアサービスの flickr の技術が取り入れられている。

コミュニティの形成については、自分の写真を友人と共有できる所にある。アップロードした写真は一般公開されるが、好みにより限定ユーザのみ閲覧可能と設定する事ができる。また、写真を見た人はコメントを追加する事が可能で、この機能もお好みにより On/Off にする事ができる。

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↑ 左: Yahoo! Photos 自分の写真管理ページ。右: 写真管理ページでアルバムを作成するとき、ブラウザで開いているにも関わらず、あたかもデスクトップで操作する感覚でできる。図はアルバムに足したい写真をリストからドラッグ&ドロップしている。

May 17, 2006

GuardID Systems, Inc.

製品名: ID Vault
URL: http://www.guardidsystems.com/
Market Segment: Consumer Hardware

USB キーとパスワードの Two Factor 認証キーを紹介している。

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↑ ID Vault USB キー

安全に且つ簡単にオンラインバンキングへのアクセスを実現する 2 Way Authentication Key。ID Vault USB キーとマスターパスワード一つで、事前に登録してあるオンラインバンキングへのログインができる。パスワードをやり取りする際の通信は暗号化しているので、パスワードを通信間で盗まれる心配が無い。

USB 鍵を PC に差し込み、ブラウザを開くと、Favorite に ID Vault のログイン先が現れる。それを選択し、出てきたログイン画面でマスターパスワードを入力するだけでオンラインバンキングアカウントにログインできる。

個人向けのプロダクトで、値段は US$50 前後。2006 年の 4 月から販売開始予定。

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↑ ID Vault 画面。ブラウザの Favorite にログイン画面へのリンクがあり (左)、マスターパスワード一つで、複数のオンラインバンキングへのアクセスができる(右)。

iGuitar, Inc.

製品名: iGuitar.USB
URL: http://www.iguitar.com/
Market Segment: Consumer Hardware

ギターの紹介。

USB 経由でパソコンに接続し、ギターで弾いたメロディの音源をハープ、ピアノ等、色々な音に変換してコンピュータに取り込む事ができるツール。従来から類似製品は存在していたが、本物のエレキギターを使用していてその音を直接コンピュータに録音でき、かつMIDI の入力デバイスをにもなる所がこれまでの製品と違う。

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↑ 左: Macintosh の Garage Band に iGuitar で弾いたメロディを取り込む事ができる。右: iGuitar CEO & Founder の Patric Cummings 氏が iGuitar を持ってデモを行う。iGuitar と PC は USB ケーブル一本で繋がっているのみで、設定が簡単。

Pay By Touch

製品名: Pay By Touch Online
URL: http://www.paybytouch.com/
Market Segment: Consumer

Pay By Touch は指一本で認証ができる指紋スキャンデバイスとそれを使用した包括的な支払いサービスを提供している。今回のデモでは Pay By Touch のオンライン版、Pay By Touch Online を発表していた。

Pay By Touch Online は自分の PC に指紋読み取りデバイスを取り付ける事により、指紋認証を取り入れたクレジットカード支払いができるようになるシステムを提供している。これにより、簡単かつ安全なオンラインショッピングの支払いが実現される。

また、事前に情報を記憶させておけば特定ページへのログイン、ログアウトが指一本で可能。

従来から展開していた Pay By Touch サービスはアメリカのスーパーで設置されているようなカード読み取り機デバイスに指紋読込機をつなげる形で提供され、ユーザは指紋とパスコードで認証を通す事ができる。現在アメリカの一部で展開を始めているが、Pay By Touch 取扱店の検索によると、筆者在住の New York City にはまだ無いようだ。

SimpleFeed, Inc.

製品名: SimpleFeed
URL: http://www.simplefeed.com/
Market Segment: Enterprise Software and Services

プログラミングを知らなくても簡単に RSS フィードを作成できるツールを発表している。

RSS フィードはオンラインでのマーケティングツールとして重要な役割を持っている。しかし、ウェブサイトに取り込む為に技術的な知識を要するので IT 関連者がいない企業では簡単には行かないのではないだろうか。

SimpleFeed は RSS フィードを簡単に作成できるツールを提供している。ユーザフレンドリーな GUI を用意しており、フィード対象のテキスト、Podcast や画像等を含むコンテンツを簡単に作成する事ができる。また、ショッピング機能をフィードのページに追加して RSS フィード経由でオンラインショッピングを提供する事も可能になり、個人情報を集めなくてもユーザに販売情報を見てもらうのには最良の手段である。

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↑ SimpleFeed を使用して作成したフィード。

The Multiverse Network, Inc.

製品名: Multiverse Platform
URL: http://www.multiverse.net/
Market Segment: Enabling Technology

3D バーチャルワールド の MMOG (Massive Multiplayer Online Game) を簡単に作成できるツールを提供している。

MMOG ビジネスは開発費に $10-20億かかるので、提供したいと思い立ってもそう簡単には提供できないのが現状だが、Multiverse Platform を使用すれば MMOG を簡単に、安価で、かつ短期間で開発する事ができる。フィールドの作成やアイテム配置を簡単に編集できるツール等があり、 1 週間あれば MMOG サイトを立ち上げる事も可能らしい。コストも $10 億もかからず安く提供する事ができる。

2000 人以上のゲーム開発関係者が興味を持ってβテストをしており、MMOG を基に映画作成を視野に入れている Academy Award 受賞者で映画プロデューサの Jon Landau が Board of Directory に入っている。

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↑左: Multiverse のオンラインゲームフィールド作成ツール。右: Multiverse を使用したオンラインゲーム画面。画面左下はチャット機能。

Transparensee Systems, Inc.

製品名: Transparensee BestMatch Search Engine
URL: http://www.transparensee.com/
Market Segment: Enterprise Software and Services

データベース等の Structured Data の検索を効率よく行うエンジンを発表していた。

Transparensee の検索エンジンは完全一致の検索結果だけでなく、あるデータが近似値を持つ場合も検索できるようになっている。

デモでは不動産リストの検索で説明していた。例えば 4 部屋、値段が $600K 台、特定の郵便番号エリアで販売されている不動産を検索すると、全カテゴリが一致している検索結果を表示する。通常の検索だとそこで止まるのだが、Transparennsee の場合、そのすぐ下には値段とエリアが合致しているが 3 部屋や5 部屋の不動産情報や、4部屋で値段も範囲内だが隣町の不動産情報の検索結果を表示してくれるので、クエリーを何度も送信して再検索する手間が省ける。

また、近似値の範囲を自在に広めたり狭めたりする事ができる。上記の例で例えると、値段は他のカテゴリに比べて重要ではない場合、値段カラムのスライドバーを[less important] にする事により、同じ近似値でも前の検索よりも広範囲で検索結果を割り出してくれる。

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↑左: Transparensee 設定画面。右: Transparensee を使用した不動産検索結果。指定した内容に全て合致する結果だけでなく、少しだけ違う検索結果についても表示する。また表にあるスライドバーを動かすだけで検索結果に表示させる近似値の範囲を広めたり狭めたりする事が可能。

May 12, 2006

ZinkKat, LLC.

製品名: Chili
URL: http://www.zinkkat.com/
Market Segment: Consumer Hardware

携帯電話サイズのデバイスにボタンが 3 つ付いた Chili という名のリモコンを紹介。

Chili のベースステーションを PC に繋ぎ、PC 経由で電話、MP3 Player, ポッドキャスト、ウェブストリーミングアプリケーションを操作できる。リモコンはベースステーションにワイヤレス経由で接続し、リモコンのコマンドを送る事ができる。リモコンに繋いだヘッドセットを装着して音声メニューを聞きながら選択する事ができるので、キーボードがいらず、PC の前で設定する必要が無い。またウェブの文字を音声に変換する Text-to-Speech 機能もあるので Wireless が届く範囲であれば PC の前にいなくても検索サイトを利用して情報収集する事もできる。

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↑ Chili デバイス。手のひらにはまるサイズです。

ASTAV, Inc.

製品名: NOPHISH technology / SignSafe Servce
URL: http://www.astav.net/
Market Segment: Enterprise IT Infrastructure

電話を利用した認証サービス。

例えば、クレジットカードを使用して買い物をする際、カードを店員に渡して処理してもらうだけだが、SignSafe を使用すると実際にカードからお金を引き落とす際に、カード保持者の携帯電話に電話をかける。もし本人が実際にカードを使用する場合は携帯電話経由でパスワードを入れ認証を通すとカードからお金が引き落とされて問題無く購入ができる。これがカード情報を盗んで使用する犯罪者の場合、犯罪者は電話の認証を通す事ができないのでカードを悪用する事ができないしくみだ。

実際に Astav 社の担当者から、このような意見を聞く事ができた。「情報は色々な技術を駆使しても何かしらの手段で漏洩してしまうもの。カード情報なんて、カードを紛失しなくてもレストランの店員がメモに書き取って使用する事だってできてしまう。そこで、情報が漏洩してしまっても、本人しか使用できないしくみを模索してこの技術が生まれた」 と、データの安全性ではなく行動の安全性確保を提供する技術という、他のセキュリティベンダとは違う方向からアプローチをしている。

実際に使用してみると、カードを使用する度に毎回電話が掛かってきて対応が面倒くさそうとか、海外で使用する場合はローミング対応の電話が無いと使用できないとか、電波の届かない所では不便とか、現在のテクノロジーだと不具合の想定はつくが、コンセプトはいい。

RSA 2005 で見た事がある Authentify も類似技術を持っている。

Kaboodle, Inc.

製品名: kaboodle.com
URL: http://www.kaboodle.com/
Market Segment: Consumer Service

従来よりも効率良くオンラインショッピングができるツールを提供する http://www.kaboodle.com/ を紹介。

オンラインショッピングの場合、色々なサイトの製品ラインアップや価格比較をする事が多い。一度調べた製品について後日調べる事もよくあるし、ある製品を一番安く購入できるサイトの情報や、製品の比較情報を友人に提供する事もある。ただ、従来のオンラインショッピングでの検索だと検索結果の URL をコピペして溜めて、友人にメールで送ったりするが、後ほど追加で情報を発見した際に再度メールを送るので、折角調査した情報もまとまりが無く情報をかき集めるのに苦労する事もしばしばだ。

そういったジレンマを解消させてくれるのが kaboodle.com だ。色々なオンラインショッピングサイトで情報を探し、気に入った製品を見つけたら Title, Tag, URL を記入して my wishlist に追加する事ができる。それらの情報は kaboodle のサイトで閲覧する事ができ、簡単に製品比較ができるしくみだ。

また、追加した wishlist に対して友人がコメントを記入する事ができ、自分が購入する時のアドバイスを交換する事ができる。ショッピング機能とソーシャルネットワークを合わせて楽しくオンラインショッピングができるようになっている。

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↑Kaboodle のショートカットバー。クリック一つで My Kaboodle に追加できる。

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↑Kaboodle に追加する際、自動でサイトの要約をしてくれる。

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↑Kaboodle 経由で、家族や知人に発見した情報をシェアしたり、製品についての意見を聞いたりする事ができる。

LocaModa, Inc.

製品名: StreetSurfer & Wiffiti
URL: http://www.locamoda.com/
Market Segment: Consumer Service

携帯電話を使って、地域別での宣伝や掲示板機能を活用できるツールを提供している。

Wiffiti は「Wireless Graffiti」 という意味から名前が付けられている。カフェや店頭のテレビに広告や掲示板として自由に情報を掲載する事ができる。StreetSurfer 搭載の携帯電話を持っているユーザは店頭にある Wiffiti スクリーンを見て、興味のある情報があれば携帯電話からインターネットにアクセスして詳細を知る事ができる。地域に密着した方法で、消費者と小売店の接点を増やす新たなビジネスモデルを提案している。

日本で言うところの動的 QR コードみたいだ。携帯電話が徐々にリモコン化してくると言われているが、それが浮き彫りにされる第一歩の製品のようだ。

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↑店頭に設置する事を想定された TV スクリーン。LocaModa を使用する事により広告や掲示板情報を自由に掲載する事ができる。

May 10, 2006

PayWi Corp.

製品名: PayWi Services
URL: http://www.paywi.com/
Market Segment: Consumer Service

携帯電話を利用して支払いできる PayWi Service を発表していた。
モバイル端末版の Paypal サービスだとイメージすると分かりやすい。

携帯電話にPayWi Service をインストールするだけで、外出先から携帯電話だけで簡単に支払いができる。Java ベースでできているので、Java に対応している端末であれば PayWi を使用できる。端末には個人情報を保管せず、通信は暗号化されるので安全でかつ便利に使用する事ができる。友人と食事に出かけて割り勘をする際は PayWi Service が計算してくれるので便利。また、自分の銀行口座にお金が無い場合などに家族や友人等に支払い依頼を転送する事ができる。

実際に担当者とお話した所、Java で動作するので、携帯電話だけでなく PC でも動作するらしい。

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↑ PayWi 支払い画面。携帯電話を使用してクレジットカードからお金を使用する事ができる。

IronPort Systems, Inc.

製品名: IronPort S-Series Web Security Appliance
URL: http://www.ironport.com/
Market Segment: Enterprise Software and Services

IronPort 社は従来、メールに特化したセキュリティアプライアンスや、ネットワークセキュリティゲートウェイを提供してきているが、今回の DEMO では Web Security Appliance を紹介していた。

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↑IronPort S-Series Web Security Appliance

IronPort S-Series は、ウェブサイトやウェブアプリケーションを介して侵入してくるスレッド、スパイウェア、ウイルス、ワーム、フィッシング、ファーミングを防ぐアプライアンスである。HTTP, HTTPS, FTP や他の Layer4 トラフィックを監視し、ワームやウイルス、スパイウェア等のパケットが入ってきた場合に検知し、リアルタイムで通達するしくみ。

検知方法は Sender の Web Reputation を判断材料として使用している。ウェブサーバを評価する機能で、サーバの情報、ドメイン名情報、アクセス量等の情報の統計から指定されたウェブサーバの信用性を -10 点から 10 点で評価する。数字が小さければ小さい程スパム、ウイルスやスパイウェアを撒く大元のサーバであったり、それらをばらまく踏み台にされているウェブサーバである可能性が高いと判断ができる。この技術は従来 IronPort 社が提供している Email Reputation を使用した迷惑メールフィルタアプライアンスと同じコンセプトで作成されており、Web/Email のReputation 情報のデータベースは業界一大きいらしい。

Reputation 以外にも、トラフィックの監視をしてスパイウェアやマルウェアの侵入や Phone Home アクション等を検知、ブロックする機能もある。また、特許申請中の Reputation 判断材料のキャッシュ機能により、処理速度が10倍速くなるそう。

Sharpcast, Inc.

製品名: Sharpcast
URL: http://www.sharpcast.com/
Market Segment: Consumer Service

携帯電話、PC、CD、iPod 等にある画像ファイルを一つにまとめて、携帯電話や PC から取り込んだ写真全てを見る事ができるアプリケーションを提供している。

PC からは勿論の事、モバイル端末専用のアプリケーションを提供しているので携帯電話からでも画像が見やすい。また、写真のバックアップも自動で取る機能があり、各自取り込んだ写真はデスクトップとウェブに自動でバックアップを取るので、万が一携帯電話を無くしてしまっても画像の復旧が可能。

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↑Sharpcast コンソール画面。

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↑ Sharpcost イメージ図。メール、携帯電話、BlackBerry, CD や iPod 等から取り込んだ写真を一括管理できる。

May 9, 2006

EQO Communications, Inc.

製品名: EQO Mobile Internet Phone Service
URL: http://www.eqo.com/
Market Segment: Consumer Service

モバイル端末で Skype が使用でき、 SNS を提供する EQO Mobile Internet Phone Service を発表していた。

モバイル端末から Skype を使用する事ができるツール。携帯端末から他の Skype ユーザがオンライン・オフライン状況か見る事ができる。通話したい知人がオンラインの場合、携帯電話から Skype 経由で電話をかける事ができる。海外にいる知人への電話も Skype Out を使用して国際電話をかける事ができる。一般的な国際電話料金と比べて大幅にコスト削減ができる。

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↑ EQO 画面。左: コンタクトリストの中で、誰が現在オンラインか把握できる。右: EQO 経由で友人に電話をかける事ができる。相手が海外でも Skype 経由で電話するので問題無い。

2006 年後半にサービス提供開始予定。

Level 5 Networks, Inc.

製品名: EtherFabric
URL: http://www.level5networks.com/
Market Segment: Enterprise Hardware

従来の製品に比べて性能が良いネットワークインターフェースカード(NIC)の紹介。

ネットワーク処理に使用するサーバリソースが従来のものに比べて大幅に削減されるので、使用していないリソースをネットワーク以外のプロセスに使用でき、サーバ処理の効率化を実現できる。現存の IT インフラを変更しなくても取り付ける事ができる。あらゆるアプリケーションに対応しており、Translation API 等を使用せずに現存インフラのパフォーマンス向上を図る事ができる所が大きな利点。

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↑Level 5 Networks 社の EtherFabric

MP3Car.com

製品名: Car Computing Products
URL: http://www.mp3car.com/
Market Segment: Consumer Hardware

車に搭載するマルチタスクをこなす Car Computing 製品を発表していた。

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↑左: MP3Car を搭載した車。右: コンピュータ部分。

MP3Car の Car Computing はナビゲーション、ラジオ、サテライトラジオ、CD, DVD プレーヤだけでなく、車の状態を閲覧できたり、Bluetooth で携帯電話やヘッドセットに接続したり、Wi-Fi で他のデバイスと同期する事もできるなど、車内で使用する様々なデバイスをひとまとめにしたコンピュータ。システムのアップグレードも簡単にできるしくみになっているらしい。

また、Letter Recognition 機能があり、画面に「N」と書くとナビが表示されたり、「M」と書くと MP3 プレーヤのリストが表示されたりするショートカットが搭載されている。運転中にボタンを探す必要が無いので比較的安全に運転しながら操作ができる。

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↑ 左: MP3Car 画面で「N」となぞる。右: 「N」となぞった直後にナビが現れる。

Nexidia, Inc

製品名: Nexidia Media Search
URL: http://www.nexidia.com/
Market Segment: Enterprise Software and Services

VIdeo や Audio のサーチエンジンを紹介。

Voice Recognition 技術を駆使して Video や Audio の中で話されている言葉を認識し、それらの情報を基にメディアファイルの検索ができる。キーワード検索ができ、「Andre Agassi」 とタイプして検索すると、「Andre Agassi」 という言葉が発音されている Video/Audio を検索結果として出す事ができる。従来の文章検索の技術だけでは題名以外の内容で Video, Audio の検索は不可能だったが、Nexidia の Voice Recognition で音声の検索ができるようになった。

各オーディオファイルに対して Phonetic Audio Track (.PAT) ファイルを生成し、検索時に .PAT ファイルを参照して結果を割り出すので、検索時間も通常のデスクトップ検索と同じ位のスピードでできる。話しての性別、年齢、アクセント、方言を問わずに言葉を認識できるらしい。

Voice Recognition を上手く取り入れており、個人的には普及して欲しいと願うテクノロジーの一つである。

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↑ Nexidia Media Search 検索結果ページ。右上のスクリーンで映像の確認ができる。

PolyVision

製品名: Thunder(TM) Enterprise Collaboration System
URL: http://www.polyvision.com/
Market Segment: Enterprise Software and Services

多機能ホワイトボードの Thunder を発表していた。

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↑Thunder 使用例

Power Point やムービー等、あらゆる種類のファイルをスクリーンで表示する事ができる。また、ホワイトボードの様に指で直接図や文字を書き込む事ができる。使用が終わったスクリーンは写真の様に別途「プロジェクタ」に全て映しておく事ができる。リモートにいる人も同じページをリアルタイムで見る事ができ、データの共有ができる。

May 5, 2006

Shimon Systems, Inc.

製品名: Bio-NetGuard
URL: http://www.shimonsystems.com/
Market Segment: Enabling Technology

指紋認証を使用したWireless LAN アクセスポイントの認証、ユーザのアクセスコントロールを提供するデバイスを紹介していた。

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↑Bio-NetGuard

Bio-NetGuard は 20cm x 15cm x 5cm くらいの小さいアプライアンスで、Wireless LAN AP の認証管理を行ってくれる。一般的に使用されているアクセスポイントに対してかける事が可能。難点としては、指紋認証デバイスが組み込まれていないPCだと USB に繋ぐ指紋認証用のデバイスを持ち歩かなければいけない所だろうか。

Shimon は日本語の「指紋」から来ており、一番初めに投資してくれた人が日本人だったので会社名をShimon Systems にしたらしい。

OpenConnect Systems, Inc.

製品名: soaComprehend
URL: http://www.oc.com/
Market Segment: Enterprise IT Infrastructure

ビジネスプロセスを短縮させるツールを発表していた。

金融や保険会社で、従来の mainframe を使用して直にやり取りしているケースも未だにある。だが良く見ると同じプロセスを数千回も繰り返し行っており、短縮できるプロセスの流れがある。ユーザの作業プロセスの癖や無駄に複数回行われるプロセスを検出し、短縮して作業を効率化してくれるのが soaComprehend である。それらのサービスに使用される言語を熟知している人材がいなくても、soaComprehend があれば問題なくプロセスの短縮を実現できる。

Trading Process や Logging Process の短縮などが可能。デモでは Trading Process について触れていた。従来の Mainframe を使用した Trading System で取引をすると 30 秒かかる所を soaComprehend に置き換えると 5 秒でできる。

May 4, 2006

Persystent Technologies, Inc.

製品名: Persystent Enterprise
URL: http://www.persystent.com/
Market Segment: Enterprise IT Infrastructure

PC サポートを自動で行う Persystent Enterprise を紹介していた。

PC に前もって Persystent Enterprise をインストールしておくと、ユーザのミスでシステムファイルの変更や削除をしても再起動時に自動でデフォルトに戻してくれるツール。

デモではシステムファイルの削除、MS Office が立ち上がらなくなるウイルスをインストール、レジストリキーを削除を Windows PC で行い再起動をした。起動時に Persystent Enterprise ソフトが立ち上がり、変更されたシステムファイルやレジストリキーを自動で修復する。
このような場合、通常だと青画面が出てきて、サポートスタッフに対応を依頼するが、Persystent Enterprise を使用していると問題なく OS を立ち上げる事ができ、サポート費用のコスト削減を実現できる。

Mizuno や Yahoo などを顧客に持つ。

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↑ PC を再起動させると、一番始めに Persystent Technology が起動し、削除されたシステムファイル等を初期状態に戻す。

my people, LLC.

製品名: my people
URL: http://www.mypeople.com/
Market Segment: Consumer Service

コンシューマ向け VoIP サービスを提供している。

my people はコンシューマ向け VoIP サービスを提供している。他の個人向け VoIP サービスと違う点は、連絡先を事前登録しておけば口頭で「xx さんのオフィス」と言うだけで電話を繋いでくれる所だろうか。

モーニングコール、医者のアポ、クリーニングのピックアップ、家族の誕生日などの連絡機能や、天気予報、スポーツの勝敗結果やホロスコープ等の情報を電話で聞く事ができるサービスもある。

VoIP なので、国際電話は大幅に安くなる。アメリカからロンドンまで一分間 4 ¢ で電話が可能。$400/year で提供している。

NewsGator Technologies, Inc.

製品名: NewsGator Hosted Solution
URL: http://www.newsgator.com/
Market Segment: Consumer Service

RSS フィードをまとめて閲覧できるソフトウェアを提供している会社で、今回はウェブ版の RSS 集約機能を紹介していた。

色々なRSS フィードを取り込んで Web Base RSS Aggregator を提供している。新バージョンはどこからでもアクセスできるウェブページを提供し、興味のある RSS コンテンツだけをウェブで見る事ができる。設定ツールがあり、どの RSS フィードをどこに設置するかはユーザがカスタマイズする事ができる。これにより、携帯端末からも最新ニュースを取り入れる事ができる。今回のリリースで SF Gate 社が正式に NewsGator の技術を取り入れたと発表している。実際に見てみたい場合は http://www.sfgate.com まで。

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↑ 左: NewsGator を使用したサイト例。右: NewsGator 管理画面。RSS の取り込み先や、CSS の設定、ページレイアウト等の設定が簡単にできるしくみになっている。

Interprise Solutions USA, LLC

製品名: Interprise Suite
URL: http://www.interprisesuite.com
Market Segment: Enterpirse Software and Services

ERP/CRM ソリューションを提供している。

社内 LAN からもインターネット経由でもアクセス可能な ERP/CRM ソリューションを提供している。ブラウザ経由での管理が可能なので、PC の機種に依存せず、インターネットが使用できればどこからでも作業ができるので便利なツール。

販売形式はライセンス版とホスティング版がある。価格も比較的安価で、ライセンス版はユーザ制限なしで $2,500 から提供している。 3 ユーザまで 機能限定版の無料ライセンスもあるので、興味のある方は試しに使用してみては如何だろうか。

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↑Interprise Solutions CRM/ERP 画面の一部。左: 社員のスケジュールが一目で分かるカレンダー。右: プロジェクトの進捗情報。

IPswap

製品名: IPswap
URL: http://www.ipswap.com/
Market Segment: Consumer Service

個人が作成したソフトウェアやスクリプト、また使い古したサーバの売買ポータルを提供している。

ソフトウェア、スクリプト、フォントや、サーバ等のハードウェアを IPswap で売買する事ができる。使い古しのサーバや、自作のソフトウェアを自分で価格を付けて IPswap で売り出す事ができる。また、自分が欲しいと思っている物の情報を登録しておけば、新登録情報を頂く事ができる仕組みになっている。

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↑IPswap 画面。左: 製品リスト。右: IPswap ユーザ情報を見る事ができ、ユーザの信用度が一目で分かるしくみになっている。


Digislide Holdings, Pty Ltd.

製品名: Digismart
URL: http://www.digislide.com.au/
Market Segment: Enabling Technology

モバイル端末向けのミニプロジェクターを紹介。携帯電話などのモバイル端末に取り付ける事ができ、3 feet 離れた場所に 11-inch x 17-inch の画面表示ができる。

これを使用して動画を見たり、写真のスライドを見たりできる。また個人向け用途だけでなく、壁がある所でプレゼンテーションを行ったりする事もでき、ビジネス用途にも活用できる。

技術として個人的に好きだが、まだβ段階なのもあり、実際に見た時の出来上がりが暗めだったのでまだまだ改善の余地はありそうな製品だった。

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↑左: プロジェクター機能を持つデバイス。制作段階ではもっと小さくなるらしい。右:プロジェクターを使用した所。実際にはもう少し見やすかったが、一般的なプロジェクターに比べて暗めでぼやけていた。

Extricom, Inc.

製品名: Extricom WLAN System
URL: http://www.extricom.com/
Market Segment: Enterprise IT Infrastructure

Wireless LAN システムの紹介。Wireless Switch と Access Point 製品を提供している。

Extricom の強みは、従来のワイヤレスネットワークの約 3 倍の処理能力がある部分である。これによりワイヤレスネットワークを使用しても質の高い VoIP、ビデオ配信や、ミッションクリティカルなアプリケーションなどを余裕で処理する事ができる。またより多いユーザを収容する事ができる。

extricom1.jpg extricom2.jpg

↑左: 従来のアクセスポイントを使用した場合。右: 従来のアクセスポイントを使用した後、Extricom の WLAN System に変更した後。右側のグラフを見ると 3 倍のパフォーマンス向上が見られる。

GarageBand.com

製品名: Gpal
URL: http://www.garageband.com/, http://www.gcast.com/
Market Segment: Consumer Service

iPod, iTunes をより効率良く使用できるサービスを提供している。

大まかに以下の機能がある。

1. プレイリストを好みで簡単に作成できる。
2. 自分の好みに沿った、新しい音楽を無料でダウンロードする。
3. 音楽の好みが合う人をオンラインで探す事ができる。

現在は iPod/iTunes 向けのサービスだが、近日 media player 対応のサービスも提供予定。自分の好きな音楽ジャンルで新しいアーティストを楽々と探せる所がポイント。

garageband.jpg

↑ Gpal 画面。特定のアーティストで音楽を検索すると、ジャンルの同じ他のアーティストも検索してくる。これにより自分のテイストに合った新しいアーティストの検索が楽にできる。

類似サービスを提供しているのは以下の通り:
MySpace
Odeo
LAUNCHcast (Yahoo)
Pandora
Last.fm
MusicMobs

Email による個人情報漏洩事故の実態と漏洩事故時における初期対応のツボ

情報漏洩対策や、外部からの攻撃に対する対策案は仕事柄色々な製品や情報に触れる事が多いが、実際に情報漏洩が起こってしまった後の初期対応についてのプレゼンテーションは筆者にとって新鮮な内容であった。

実際に情報漏洩が起こるケースは悪意のあるユーザの意図的な情報盗難である場合もあれば、ユーザの不注意やシステムの不具合など、様々な理由で起こる可能性があり、どれだけシステムやセキュリティサービスに投資をして対策を施しても 100% 情報漏洩の無い環境を作る事は不可能である。故に災害時に備える避難訓練の様に、個人情報漏洩が万が一起こってしまった場合、パニックせず対応できる様、前もって対策準備をしておく事も必要だそうである。事故を想定した対策準備について具体的に例を挙げると以下のようなものがある。

日頃、社員の失態を罰するような企業風土を持っていると、社員が誤って情報漏洩をしてしまった場合に降格や解雇を恐れて隠そうとする傾向が強く、結果的に随分後になってから発覚するケースが多い。企業からすると、情報漏洩が起こった場合でも、早期発見・早期対策ができる会社とできない会社では信用度やイメージは大きな差となってしまうので、社員が万が一の時にプレッシャーを受けずに失敗をすぐに報告できるような環境を作っておく事も重要なポイントである。実際にある会社の例では事故やミスの早期発見と報告をした社員に対しては社長賞を与える方針にしたところ状況が一転してミスの情報が上がってくるようになったので改善されたらしい。

緊急時の対策本部を設ける事も重要である。大袈裟に聞こえるが、万が一何かあった時の為に情報漏洩対応担当者の選定や対応マニュアルを事前に用意しておく事により、関連しているお客様への連絡も失礼無く対応できるように定期的に意識合わせをする事が可能である。また、事故公表後は問い合わせが殺到する事が想定されるので、問い合わせに対する応対のマニュアル作成や、Q&A を事前に用意してオペレータが慌てる事の無いように対応したい。また漏洩内容により、公表する義務がある場合と無い場合があるので、公表基準と照らし合わせ必要に応じて公表するかどうか判断する事も大事である。また何か起こった際は調査が必要になってくるので、各システムのログの長期保存はしておくべきである。

変な話だが、被害者へのお詫びや事後フォローアップのフローも確立させておくべきだろう。事故説明、お詫び、原因、二次被害の状況、再発防止対策への取り組みついて盛り込んだお詫び連絡の雛形をあらかじめ用意する事により、焦って対応する事もなく、ポカミスが無くお客様へ状況報告やお詫びの連絡ができる。

情報漏洩が起こらないように IT のセキュリティポリシーを確立する事は決して怠るべきでは無い。しかし、万が一会社で情報が漏洩した時を想定し、然るべき対処を速やかにかつプロフェッショナルに行ない、少しでも速く通常業務に戻る事ができるように事前対策を練っておくと、万が一情報漏洩等の失態があった際でも会社にもたらす被害を最小限に留める事ができる。

内部統制のための電子メール監査

電子メールの監査について、最新の情報や、対応する為の作業内容について触れていた。不適切な財務報告や不正行為の摘発時の情報不足等の事例がたくさんあり、情報の開示が速やかにでき、また情報の信頼性確保を義務づける為、日本版 Sarbanes-Oxley 法 (JSOX) が発案された。

JSOX は当初 2007 年の施行を予定されていたが、 適用は2009 年 3 月に延期されている。背景として、アメリカの様に日本でも内部統制の一環として企業が監査基準を満たす必要を迫られているが、2007 年までに企業が対応しきれないであろうという判断からだ。JSOX施行までにまだ 3 年の猶予があるが、ここで改めて述べるまでもなく、対象企業は今から対策を考えておいた方が良いだろう。

一般的に実際に監査をする際、社内外の発信したメール全てに対し、インデックスを追加してヘッダを含めたメール全てを保管し、必要な際に Subject/To/CC/BCC 等のヘッダ情報やメール本文の内容ですぐに検索して取り出す事ができるシステムが必要となる。保管しているデータが何らかの形で盗難に遭った場合に備え、暗号化や認証技術等の情報セキュリティ技術を取り入れる必要がある。また業種によって長期保管も必要で、Information Lifecycle Management (ILM)の導入も考慮すると良い。

余談になるが、アメリカでもコンプライアンスの法的取り組みは既に行なわれているのはご存知の通りだろう。2002年7月に可決されたSarbanes-Oxley(SOX)法は有名だが、この他にも金融機関の不正行為に対するSEC Rule 17や、NASDAQ上場企業が対象のNASD Rule 3010/3110などがあり、いずれも電子メールを含む取引情報を全て保管・管理する義務がある。日本の JSOX 法案もアメリカの SOX 法を見習っているのでほぼ同じ内容と言える。

Email を取り巻く諸問題の傾向と対策

ウイルス、ワーム、スパム、フィッシング、ファーミング、ボット等様々な迷惑メールについての現状とテクニックの紹介や、各企業がなすべき対策・予防方法や、業界が一丸となって取り組んでいる対策方法や対策に取り組む機関についての紹介があった。

スパムの歴史は古く、1995 年辺りから発見されており、 1997,1998年頃から増加傾向が見られ、2000 年前後に迷惑メールの量が本格的に増加していった。また、Loveletter (2000), Nimda (2001), Sobig (2003), Blaster (2003) 等のウイルスがメール経由で流行するようになった。ここ最近だとワームとスパムを連動させて、複数台の踏み台 PC を媒体として迷惑メールを送信する ボットネット 技術や、ユーザを正当なホームページに酷似したページに誘導してクレジットカード情報等の個人情報を詐取する フィッシング 等の問題がいまだに後を絶たない。

現在でもスパムやフィッシング等の問題が後を絶たない理由は、これらを利用したビジネスモデルが確立されているからである。例えばバイアグラ販売のスパムを1万人に送ったとして、その中の 0.1% だけ興味を示して購入する計算でも 10 人は購入する事になる。メールの一括配信はそれでも利益が出るくらい安く作業ができるので、十分元が取れる仕組みになっている。10 年程前は愉快犯が多かったが、現在では明らかに目的が実利、すなわちビジネスにシフトされてきている。

迷惑メール対策として ISP 等の大手キャリアが中心となって取り組んでいる組織がいくつかある。 MAAWG (Messaging Anti-Abuse Working Group), ASTA (Anti-Spam Technical Alliance), APWG (Anti-Phishing Working Group), JEAG (Japan E-mail Antiabouse Group) 等がある。ユーザレベルではなく、関連業界レベルで取り組む迷惑メール対策の技術について一緒に考えて、最良案を実際に取り入れていくという仕組みだ。また最近だとメールの送信者の評価を判定し、その判定値により迷惑メールかどうか判断する レピュテーション と言われる技術も有効なスパム対策技術として注目されている。

ユーザ側の対策としては、フィルタを導入する事を考慮するだけでなく、ユーザが騙されてフィッシングサイトに口座情報を漏洩しないように、ユーザの教育も定期的に行なうことが望ましい。またセキュリティホールを作らないように常にアップデートを怠らない事や、アプリケーションの脆弱性に対するパッチ当てなど地道ではあるが細かいセキュリティにも細心の注意を払う必要がある。「これ一つで全て安心」という理想的なソリューションは無い事を覚えておく必要がある。

日本では通常のメールに対しての迷惑メールよりも、携帯電話宛ての迷惑メールの増加が著しいのでISPのような事業者は、これらの対処を最優先に対応するのが実情である。